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漢方薬について


五十肩の治療に使う薬は、西洋医学が一般的ですが、東洋医学の薬も効果的です。東洋医学の薬と言えば、漢方薬です。漢方薬は腰痛や高血圧の治療などにも使われますが、五十肩にもよく使われます。

漢方では五十肩の症状を「腎の弱り(腎虚)」によるものだと考えています。「腎」というのは腎臓の他に「成長、発育、老化」といった加齢によるものを指しています。

つまり、「腎」をしっかりとしておけば年をとっても体は若々しく健康で過ごせるというのが、漢方の考え方です。そして、「腎」を強くするために必要なのが漢方薬と言われます。

漢方薬の中で最も五十肩に効果的だと言われているのは、二朮湯(にじゅつとう)というものです。肩や腕のしびれや痛みといった症状を緩和する効果があると言われています。

その他に効果があると言われているのが、葛根湯(かっこんとう)です。葛根湯はテレビCMでも良く流れているので、名前位は聞いたことがある人も多いのではないかと思います。主に炎症を抑える効果があると言われます。

他にも、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)、五積散(ごしゃくさん)、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)といったものが効果的と言われ、どれも、身体を温めて痛みや炎症を和らげるといったものです。

急性期には消炎鎮痛効果があるもの、慢性期には身体を温めて痛みを和らげる効果があるものをお薦めします。色々な漢方薬があり、それぞれ効能が違います。東洋医学では、個人の体質をきちんと見た上で、その人にあった薬を処方するのが良いと言われています。

体質によっては全く効果の無いものもあります。全てが効くということはまずなく、それぞれ効くものがあるかと思うので、専門医と相談の上で服薬するのがベストだと思います。


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