TOP > 関連ページ3 > 五十肩に似た病気

五十肩に似た病気


五十肩は肩関節に関する病状の一種ですが、実は五十肩に似た肩関節の病状はとても多くあります。それらの病状をまとめて、「肩周辺関節炎」と大まかに呼ばれています。

五十肩の主な特徴としては、肩の痛みと運動制限になりまが、他の肩周辺の関節炎でも、一時的にこのような似た状態になるものは多くあります。では他の病気としてはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、「肩峰下滑液包」というものがありますが、これも肩関節に炎症を起こす病気です。また、五十肩の前段階とも考えられることがあるのですが、結果的に腕も肩も可動域の制限はありませんので、運動制限が特に極端な五十肩とは必ず区別されます。

次に「腱板炎」がありますが、腱板炎は文字通り腱板が炎症を起こす病気です。肩峰下滑液包炎と同じで痛みはあっても、腕は一通り動きます。またこの症状も五十肩の前段階の1つだと考えられています。

その他には「腱板断裂」があります。肩の腱板は人間の身体の中でも最も早く老化してしまう部位です。例えば重いものを持ち上げる、高いところを掃除するなどの動作によって突然切れてしまうことも高齢者ではよくあります。

とはいっても気付かずに切れるわけではなく、断裂によって激しい痛みを伴います。突然腕も上がらなくなりますので、五十肩だという誤解も多い症状です。

しかし、痛みがあるまでは同じでも、他動式では腕は十分に上がるところが大きな違いです。この他には、腕を挙げたときに腱板が肩峰にぶつかってしまい、炎症や腱板断裂なども起こる場合があるのが、「肩峰下インピンジメント症候群」です。

また上腕二頭筋の長頭腱が炎症を起こし、運動制限がなく、五十肩の前段階と考えられる、「上腕二頭筋長頭腱炎」や、五十肩よりも痛みがひどくなる場合がほとんどで、血液中のカルシウムが石灰化し沈着して起こる「石灰化腱炎」などがあります。

石灰化腱炎は五十肩の処置が悪い場合に併発する恐れもありますので、可動域訓練は欠かさず行うのが予防として大切になります。このように五十肩に似た症状はいくつもありますので、自己診断するのではなく、しっかりと医師の診断を仰ぐことが大切です。


五十肩でお困りなら